資生堂。セルジュ・ルタンスの香水、「ノワール」が発売された時に出た
リュクス雑誌にルタンスのコメント。
『私にとって黒は単なる色ではなく、内面の感情を表すもの。私のモノの見方自体がノワールなのです』
『黒は最もナチュラルな色だとおもいます。(中略)黒がもつ本質、絶対性に惹かれます。
……俗世界やあいまいさに“ノン”と言うきっぱりした姿勢がノワールなのです。』
オイデルミンの赤いボトルと対照的な世界観。今日は、昔の資料映像を一日鑑賞。白と黒と絶妙なコンビネーションの赤。黒を引き立てるためのモデルの白い肌。赤と対照になる漆黒。
それらを眺めていると、あぁ曖昧にしてテキトーにしているのは大層らくちんだけど、「美的」な観点からは、とても遠いよねと教えられる。